ミルハス「プロの技術伝えられる」 開館記念式典指揮の佐々木新平さん

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 5日に行われたあきた芸術劇場ミルハス(秋田市)の開館記念式典で、ヤマハ吹奏楽団常任指揮者の佐々木新平さん(40)=秋田市出身=が組曲「大いなる秋田」の指揮を務めた。大ホールでの初演奏を終えた佐々木さんにホールの印象などを聞いた。

 ―演奏を終えた感想は。

 「すごく響きが良く、演奏しやすい。お客さんが入ったことで、ある程度音が吸収され、落ち着いた響きになった。来場者は聞き取りやすく、クリアに感じただろう。満席になった時に音がどう充実していくのか楽しみだ。照明も木のぬくもりを引き出すような柔らかい光だった。細部までこだわってつくり込んだことが伝わる素晴らしいホールだ」

 ―音の響きの良さはどんな効果をもたらすか。

 「よく響くということは演奏者の負担軽減につながる。無理に大きな音を出さなくてもいいからだ。

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