国立博物館150年特別展 銭谷名誉館長、見どころ語る

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銭谷眞美名誉館長
銭谷眞美名誉館長

 東京・上野の東京国立博物館(東博)が今年で創立150年となるのを記念して、特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」が10月18日~12月11日に行われる。所蔵する国宝全89件を会期中に入れ替えながら展示し、博物館の足跡も紹介する。今月15日まで館長を務め、名誉館長となった銭谷眞美さん(73)=秋田市土崎港出身=に東博の歴史や特別展の見どころを聞いた。

 ―東博の始まりは。

 「1872(明治5)年に東京・湯島聖堂の大成殿で旧文部省主催の博覧会が開かれた。オーストリアのウイーンで行われる万国博覧会を翌年に控え、日本から出品予定の名古屋城の金のしゃちほこや書画、動植物の剥製標本などを見てもらう機会を設けた。これを機に発足した文部省博物館が東博の始まり。最初は珍しい物が中心だったが、次第に日本の伝統的な芸術作品や美術品、考古の発掘品を中心に収蔵するようになった。戦前は主に旧宮内省が所管する帝室博物館で、戦後に国立博物館となった」

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