少子化を乗り越えて:グロース男鹿(上)危機感が設立を後押し

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 公立中学校の運動部活動の在り方を検討するスポーツ庁の有識者会議は、休日の部活指導を民間に委ねる「地域移行」を来年度からの3年間で集中的に推進する提言を同庁長官に提出した。子どもたちにスポーツを教えている現場から、スポーツの機会確保に必要な方策を探る。

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 「このままでは男鹿で中学生がサッカーをやる環境がなくなってしまう」。男鹿市の総合型地域スポーツクラブ「アスレチッククラブ グロース男鹿」を立ち上げた仲塚輝美さん(46)は2002年からスポーツ少年団でサッカーを指導していて、そんな危機感を抱いていた。

クラブの練習を見守る仲塚さん(中央)。この日は潟上市の県フットボールセンターで練習した

 男鹿市には当時、男鹿北、男鹿南、男鹿東の3中学校にサッカー部があったが、少子化による部員不足が深刻だった。仲塚さんは04年、職場の市役所サッカー部有志と中学生も参加できるクラブを立ち上げた。スポ少でサッカーに親しみ、中学でも続けたいという生徒の受け皿となった。

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