サル痘感染者に天然痘の薬 投与可能な研究開始

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国立国際医療研究センター=東京都新宿区
国立国際医療研究センター=東京都新宿区

 欧州を中心に多くの患者が報告されている感染症「サル痘」の感染者が国内で確認された場合、治療効果が期待される天然痘の抗ウイルス薬を投与できるようにする臨床研究が国立国際医療研究センター病院(東京都)で始まったことが28日、分かった。

 サル痘の国内事例はまだ確認されていない。政府は感染者が出た場合に備え、濃厚接触者を対象に発症予防に有効とされる天然痘ワクチンを接種できる同様の臨床研究を既に開始している。

 米企業の経口薬「テコビリマット」を使う。国立感染症研究所などによると、天然痘の治療薬として米国などで承認されており、欧州ではサル痘にも使用できる。