時代を語る・工藤雄一(10)防衛大を中退、秋大へ
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高校1年の時に父が亡くなり、母キクは港北小学校の給食の調理室で働きながら、4人の子どもを育てていました。家計は苦しく、長男として早く就職し、給料袋は封を切らずに母に渡そうと決めていました。
当然、進学は諦め、成績も次第に下がっていきました。ある日、学級担任に呼び出されました。師範学校で父と柔道仲間だったその担任は「お金がないから進学できないと短絡的に考えないで、何か進学できる方法を考えるべきじゃないか」と言います。
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