「キャラの表情、息子の気持ち」 自閉症の男性、大館でイラスト展
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秋田県大館市釈迦内に住む仲澤嶺也さん(21)のイラスト展が、30日まで同市十二所の県北部老人福祉総合エリアで開かれている。さまざまなキャラクターを鉛筆で精細に描いた作品50点が並ぶ。
自閉症のある仲澤さんは幼少期、ロボットのおもちゃを分解し、組み立て直して遊ぶのが好きだった。ジブリやディズニーなどのアニメにも夢中になり、中学生の頃にはビデオの映像を一時停止し、まねて描くようになった。その後も一人で描き続け、たくさんのオリジナルキャラクターで紙を埋め尽くすような作風を自分のものにしていった。
A4判コピー用紙に鉛筆で描く。