暮らし重視、改革や平和も 各党、ポスターで懸命PR

お気に入りに登録

 7月10日投開票の参院選へ疾走する各党は、街角のポスターでも懸命に自らの特色をPRする。自民党は野党の物価高騰批判を予期し「暮らしを守る」と強調。攻める立憲民主党は生活者目線重視を打ち出した。日本維新の会は「改革」が前面。共産、社民両党は「平和」の重要性を発信し政権と対峙する。国民生活の苦境を反映してか、ポーズを取った党首の写真は少なく、厳しい表情が目立つ。

 自民はキャッチコピーの「決断と実行。」を赤色の字で大書。口を真一文字に結び正面を見据えた岸田文雄首相の写真を採用し「強固な決意」(河野太郎広報本部長)の演出にこだわった。「日本を、前へ。」を掲げる公明党は、前方を見つめる山口那津男代表の姿に、経済再生に挑む覚悟を込めた。

 立民は泉健太代表の顔写真を大きく配置。「生活安全保障」「もっと良い未来」と記し、国民に寄り添う姿勢を示した。維新は、松井一郎代表と吉村洋文副代表の二枚看板が「改革。そして成長。」と訴える。

 共産は志位和夫委員長の写真に「自由と平和。」と力説、社民も「がんこに平和!」と岸田政権の防衛力強化路線に警鐘を鳴らした。共産は今年の党創立100年も紹介した。

 国民民主党は玉木雄一郎代表と「給料を上げる。国を守る。」の組み合わせ。ゆるキャラ「こくみんうさぎ」を使ったバージョンも作製した。れいわ新選組は公約の柱である「消費税は廃止!」と明記。NHK党は政党のポスターはなく、インターネットを駆使し「NHKをぶっ壊す!」と主張する。