目指せ、八郎湖周辺のシジミ復活 潟上市の有志が養殖実験

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水中に網を張り、養殖実験のスペースを仕切るT-sacのメンバー

 八郎湖周辺でシジミ養殖の可能性を探るプロジェクトが、湖近くにある江川漁港(秋田県潟上市天王)付近で進んでいる。天王地区の企業経営者でつくるグループ「T-sac(ティーサック)」(工藤真史代表)による挑戦。26日には、養殖に向けてシジミを水中で育てる試験をスタートさせた。

 グループによると、八郎湖やその周辺ではかつて、多くのヤマトシジミが取れたが、現在はほとんど水揚げがない。ヤマトシジミの繁殖には塩分が必要だが、八郎潟干拓後、海と八郎湖が防潮水門で遮断され、淡水湖となったことが主な理由とされる。

 地域の産業だったシジミの復活を目指そうと、昨年9月、比内地鶏の加工品を手掛ける「秋田味商」社長の工藤代表(49)ら4人がティーサックを結成。グループ名は、養殖を意味する英語のアクアカルチャーを使った造語「天王シジミアクアカルチャー」の頭文字を取った。

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