平和守り、歴史語り継ぐ 花岡事件、大館市で慰霊式

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 戦時中に花岡町(現秋田県大館市)へ強制連行された中国人労働者が劣悪な労働環境や虐待に耐えかねて一斉蜂起した花岡事件から77年を迎えた30日、大館市主催の中国人殉難者慰霊式が同市花岡町の十瀬野公園墓地で開かれた。遺族や市民、中国大使館員ら124人が参列し、犠牲者の冥福を祈った。

慰霊之碑に献花する李さん(右)と息子の博さん


 福原淳嗣市長が429人の殉難者名簿を中国殉難烈士慰霊之碑に奉納。全員で黙とうした後、福原市長は「長い年月が経過しようとも事件を風化させず、この悲惨な歴史を後世に語り継いでいくことが、私たち大館市民の重要な使命であります」と式辞を述べた。

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