半分だけしょうゆたれ味 鼎家「サキホコレ煎餅」に金賞
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秋田県内の事業者が製造した優れた特産品を選ぶ「あきた食のチャンピオンシップ2022」で、鼎家(かなえや、男鹿市、米田賢吾社長)の「サキホコレ炭火手焼き煎餅(21枚木箱入り)」が最優秀賞の金賞に選ばれた。

サキホコレ炭火手焼き煎餅(税別5千円)は、今秋本格デビューする県新品種米「サキホコレ」を原料に使用。1枚の半分はしょうゆベースのたれで味付けし、もう半分はたれなしとなっており、一度に二つの味を楽しめる。
銀賞には、加工品部門で男鹿ぜん吉(男鹿市、伊藤正社長)の「鯛の塩辛」(同千円)、菓子・飲料部門ではエス(大仙市、秋元衆平代表)の「KOJI CLEAR」(同1297円)が選ばれた。
「8年越しの金賞、うれしいの一言」
あきた食のチャンピオンシップで金賞 鼎家の米田賢吾社長(45)
「8年越しの金賞、うれしいの一言に尽きる」と喜びを語る。あきた食のチャンピオンシップが始まった2015年から、毎年出品を続けてきた。19年には県産あきたこまち1等米で作った手焼き煎餅「金の鼎庵(ていあん)」で奨励賞に入ったが、金賞は今回が初めてだ。
主に土産や贈答向けを想定した高価格帯の商品を展開。この2年は新型コロナウイルスの影響で土産需要が大幅に減退した。「心折れそうな時期もあったが、前を向いて新商品の開発に取り組んできた」と話す。
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