潰瘍性大腸炎で細胞塊移植 患者の粘膜培養、1例実施

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 大腸に慢性の炎症が起きる難病「潰瘍性大腸炎」の患者に対し、患者自身の正常な大腸の粘膜を培養して作った細胞の塊を移植する臨床研究を1例実施したと、東京医科歯科大のチームが7日、発表した。こうした再生医療の試みは世界初としている。今後1年間、安全性を確認する。

 潰瘍性大腸炎は下痢や腹痛、発熱などの症状が出る原因不明の難病で、国内に22万人以上の患者がいると推計される。症状を和らげる薬はあるが、効かない患者もおり、根本的な治療法はない。