日本、英内政の混迷懸念 対ロシア連携への影響注視

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5月、首相官邸前で岸田首相(右)を出迎え、握手を交わすジョンソン英首相=ロンドン(共同)
5月、首相官邸前で岸田首相(右)を出迎え、握手を交わすジョンソン英首相=ロンドン(共同)

 日本政府は7日、ジョンソン英首相が辞任するとの報道を受け、英国の動向を巡り情報収集を進めた。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、英内政の混迷を懸念。日米欧の対ロ連携への影響も注視する。日本政府高官は、ロシアや覇権主義的な動きを強める中国への対応を挙げ「誰が首相になっても、英国による日本重視姿勢は変わらない」と強調した。

 岸田首相は外相時代から良好な関係を構築。ジョンソン氏は福島第1原発事故後の日本産食品の輸入規制撤廃もけん引した経緯がある。外務省関係者は「両国関係はジョンソン首相の下で前進した」と指摘した。官邸筋は「英国の早期安定を期待する」と述べた。