秋田で起業を目指す若者が増えている? 支援の動きが活発化

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最近、「(秋田)県内で起業を目指す若い人が増えている気がする。何かが変わってきた」という声を何人かの会社経営者から聞いた。

だが、秋田県の開業動向などデータを見てみても数字には表れていない。小規模企業白書の都道府県別開業率によると、秋田で従業員を雇っている事業主の開業率は、過去4年にわたり2・5~2・8%で推移しており、残念ながら全国最下位を続けている。

では、経営者たちが感じている変化の兆しとは何なのだろう。秋田市や大館市、能代市などの駅前に、今どきの若者向けのカフェやコワーキングスペースが増えていることも変化の一つなのかもしれない。もう少し目を凝らさないと見えない動きではあるが、これまで地域に再生の息吹を吹き込んできた起業家たちが、自らに続く起業家志望の若者たちをサポートする動きが盛んになっていることも確かだ。

県内の起業関係のイベントに顔を出すと、必ずといっていいほど秋田銀行の工藤槙さんを見かける。2009年入行の37歳。地域価値共創部主査として起業・創業支援を担当している。

工藤槙さん=秋田市で行われたイベントで(4月24日)


過去には大仙市役所に出向し、移住定住促進や空き家バンクなどを担当していたこともある。そこで地域の現状を間近に見て、民間金融機関にいる自分にできることは何かと自問した経験が、起業家支援にかけるエネルギーになっているという。

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