カラフル、豆本900点 横手市で高橋友鳳子コレクション展

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カラフルな装丁の豆本が並ぶ
カラフルな装丁の豆本が並ぶ

 江戸期から昭和期までの豆本を集めた「高橋友鳳子(ゆうほうし)コレクション豆本展」が、秋田県横手市の増田地区多目的研修センターで開かれている。カラフルに装丁された、はがき半分ほどの本が約900点並び、ミニ芸術の魅力あふれる展観となっている。24日まで。

 展示しているのは、旧西成瀬村(横手市増田町)に生まれ、西成瀬村長や旧増田町教育長を務めた高橋友鳳子さん(本名・友蔵、1899~1996年)の収集本。高橋さんはさきがけ俳壇の選者を務めるなど俳人として活躍したほか、豆本の蔵書家としても知られた。豆本は増田町が90年に格安で購入していた。

 会場には「杜子春」(芥川龍之介)など有名な作品を豆本化したもののほか、郷土出身作家の随筆や詩を編集するなど郷土色の強いものも多く展示。豆本ブームを広げるきっかけとなった昭和20年代後半の北海道の「ゑぞ豆本」や、山形県酒田市の「みちのく豆本」などのシリーズも並ぶ。いずれも大量には出版されなかったため、ごく貴重と言える。

 実用性を度外視し印刷技術の高さを競ったマイクロブックも目を引く。凸版印刷が発刊した3・5ミリ四方の「小倉百人一首」など3冊で、拡大鏡付きで展示している。

 主催する横手市増田地区交流センター運営協議会の麻生かおりさんは「これまでも高橋豆本展は何度か開催されたが、増田町が購入した約900点全ての展示は初めて。バラエティーに富む装丁を楽しんでほしい」と話す。

 入場無料。午前9時~午後4時。問い合わせは運営協議会事務局TEL0182・45・5556

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