惨禍伝え、現代に警鐘 長崎原爆・土崎空襲、オンライン講話
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戦時中の原爆や空襲の体験を語る「ナガサキ・土崎被爆証言講話会」が23日、オンラインで開催された。秋田市土崎港西の土崎みなと歴史伝承館でライブ上映され、市民ら約20人が視聴。長崎県と秋田市の2人が戦争で目にした悲惨な光景を語った。
長崎県からウェブ会議サービスを利用して講話した三瀬清一朗さん(87)は、10歳の時に爆心地から約3・6キロ離れた自宅で被爆。一緒に家にいた母と祖母、きょうだいは命に別条がなかったが、通っていた学校では凄惨(せいさん)な光景を目の当たりにした。「男女の判別もつかないような人が次々と体育館に運び込まれ、息絶えていく、まるで地獄のようだった」と振り返った。
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