児玉前市長「大変ご迷惑をおかけしました」 鹿角官製談合有罪判決

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判決の言い渡し後、裁判所脇の駐車場で報道陣に向かって頭を下げる児玉被告=25日午前10時55分ごろ
判決の言い渡し後、裁判所脇の駐車場で報道陣に向かって頭を下げる児玉被告=25日午前10時55分ごろ

 4期16年にわたり鹿角市政を率いた前市長に下されたのは、執行猶予付きの有罪判決だった。官製談合防止法違反などの罪に問われた児玉一被告(75)。法廷ではじっと正面を見つめ、裁判長が読み上げる判決文を淡々とした様子で聞いていた。

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 児玉被告はこの日、5人の被告の中で最初に法廷入り。濃紺のスーツと白いワイシャツ姿で弁護人と共に現れ、被告席に着いた。裁判官3人が入廷した後、柴田雅司裁判長が被告に起立を求め、一人一人の名前を確認。児玉被告も呼ばれると軽くうなずいた。

 「被告人児玉一を懲役3年に(中略)処する。この裁判が確定した日から4年間(中略)、その刑の全部の執行を猶予する」。

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