野党、早期国会召集を要求 「政権行き詰まり改造」

 野党各党は10日、内閣改造を巡り「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や安倍晋三元首相の国葬問題による政権の行き詰まり打開をもくろんだ『行き詰まり改造』だ」(小池晃共産党書記局長)と反発を強めた。旧統一教会との関係追及を狙い、臨時国会の早期召集を求める声が上がった。

 立憲民主党の泉健太代表は党会合で「改造内閣が何をしようとしているか不明確だ」と述べ、早期の国会召集が必要だと指摘。「女性の閣僚がたった2人だ。ジェンダー平等が進む今の時代に、全く範にならない」とも非難した。

 日本維新の会の松井一郎代表は、改造内閣の顔触れに関し記者団に「岸田文雄首相が自民党内の派閥の声を聞いた『党内配慮型内閣』だ。大きな驚きはない」と語った。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は「国内外に問題が山積している。速やかに国会を開き、内閣の方針や新閣僚の所信を聞かせてほしい」と記者団に述べ、憲法53条に基づく臨時国会召集を求める考えを示した。

 れいわ新選組の山本太郎代表は「旧統一教会と自民党の深い関係を覆い隠す狙いがありありだ」とのコメントを発表。社民党の福島瑞穂党首は記者会見で「改造内閣にも旧統一教会との関係が指摘されている閣僚がいる。検証、追及していく」と強調した。

 NHK党の立花孝志党首はコメントで、具体名に触れず「スキャンダルがうわさされる方が内閣の中枢で留任されていることに危機感を覚える」とした。参政党の神谷宗幣副代表兼事務局長は「決断できる内閣であることを望む」とのコメントを公表した。

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