15日の県内、阿仁合で1時間降水量50ミリ 仙北市で国道通行止め

 前線を伴った低気圧の影響により県内は15日、大気の状態が非常に不安定となり、昼過ぎから県北部と県央部を中心に激しい雨に見舞われた。仙北市と五城目町は計1085世帯2601人に避難指示(警戒レベル4)、鹿角市と八峰町は計1万3623世帯3万880人に高齢者等避難(レベル3)を発令。各地の避難所には住民計17人が身を寄せた。県総合防災課によると、午後8時現在、人的被害の情報はない。

 県仙北地域振興局によると、仙北市田沢湖の国道341号近くを流れる渋黒川沿いの斜面で土砂崩れがあり、川に土砂が流れ込んだ。道路パトロール中の道路管理業者が発見。県は川の水があふれて国道に流入する可能性があるとして、長者の館から新玉川温泉までの約9・5キロを通行止めにした。解除の見通しは立っていない。

 東北電力ネットワーク秋田支社によると午後9時現在、鹿角市花輪地区で約60戸が停電している。

 秋田地方気象台によると、日本海側から発達した雨雲が入り込み、県北部と県央部を中心に大雨をもたらした。午後8時半現在の最大1時間降水量は、北秋田市阿仁合で50ミリを記録。このほか秋田市仁別41・5ミリ、北秋田市比立内と大館市陣場40・5ミリ、大仙市大曲30・5ミリ、鹿角市八幡平28・5ミリ、由利本荘市27ミリなど。

 大雨による土砂災害の危険度が高いとして県と気象台は、由利本荘、大仙、秋田、五城目の4市町に一時「土砂災害警戒情報」を発表した。県内は8日からの記録的な大雨により、地盤が緩んでいる箇所もあり土砂災害が起きる可能性が高まっている。

 各地で河川の水位も上昇した。秋田市の新城川と仙北市の入見内川の2河川で避難判断水位を超えた。

お気に入りに登録
シェアする

秋田の最新ニュース