終戦77年・二つの戦禍(5)平和教育 時事問題、どう伝える

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 ロシアによるウクライナ侵攻が始まって約半年。惨状が繰り返し伝えられ、疑問や不安を抱える子どもも少なくない。学校では学習指導要領に基づき、過去の戦争について学びながら平和に関する意識の醸成を促している。一方で、進行中の軍事侵攻などは偏見や差別を防ぐなど配慮が必要なことから、扱い方が難しいのが現状だ。子どもたちにどう伝えるか、教員は頭を悩ませる。

 1945年8月の終戦前夜、米軍による激しい空襲を受けた秋田市の土崎地区。県内では平和についての教育が盛んな地域だ。小学生は総合的な学習の時間などに、土崎空襲を含めた地元の歴史を学ぶ。

空爆で溶けたコンクリートに触る児童=7月6日、秋田市の土崎みなと歴史伝承館

 土崎小学校6年生担任の武田隼人教諭(31)は今年、これまで学んできた土崎空襲と現代のさまざまな社会問題をひも付けながら、戦争の歴史を踏まえて「平和のために今自分は何ができるのか」を考える授業を行おうと考えている。子どもたちの社会情勢への関心の高まりを感じるからだ。

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