飲食店、バス… コロナ第7波、従業員感染で人手確保困難
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新型コロナウイルスの「第7波」は拡大の勢いが止まらず、秋田県内経済にも影響が広がっている。人手の確保が難しくなり、外食チェーン店では一時休業したケースもあった。バス会社や郵便局など住民の生活に身近な公共サービスの現場でも、業務継続に苦しい対応を迫られている。
県内にカフェ8店舗を展開する「スターバックスコーヒー」は、休業店舗の情報をホームページで公表している。従業員のコロナ感染などのため、8月は全国で45店(22日時点)が一時的に店を閉じた。秋田東通店(秋田市)は16日夜から18日まで休業。19日に営業を再開したものの、人手が十分でないとして当面の間、午前9時~午後9時(普段は午前7時~午後11時)の時短営業とする。
公共交通は、首都圏や九州などの一部の鉄道、バス会社で乗務員が十分集まらず、運休や減便となるケースが出た。県内で路線バスを運行する3社は運行継続のため、感染対策や運転手の健康管理に力を尽くしている。
郵便局も人手が足りていない。県内384局のうち7局(今年1月以降)で、一時的に窓口業務などの休止を余儀なくされた。日本郵便東北支社は「全国的に感染が拡大しており、今後も同様のケースが増える可能性がある。利用者には不便をおかけするが、その場合は近隣の郵便局を利用してほしい」としている。
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