時代を語る・武田英文(6)期待胸に海峡を渡る
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中央大の卒業にめどが立ち、秋田県内への就職が決まっていました。でもその会社は、机の前に座っていることの多い仕事。ふと「人生、これでいいのか」との思いが頭をもたげてきたのです。
その際、脳裏に浮かんだのが故郷の山や木々です。スキー遊びをした山、父に連れられて歩いた杉林、米代川をゆったり下っていく秋田杉のいかだ流し…。「山林こそ自分がいるべき場所なのだ」―。林学を学び直そうと思い立ちました。翌年春には就職するという昭和42(1967)年暮れのことだったと記憶しています。
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