高校生の就職、選択肢少なすぎませんか? ウェブサービスで格段に広がる可能性

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あなたが就職志望の高校生だとしたら、どのように就職先を決めたいだろうか。①パソコンですべての求人情報の中から自分の重視する条件によって絞り込んで決める②学校が取捨選択し印刷して壁に貼ったりファイルに閉じた求人票から選ぶーという選択肢があるとしたら、多くの人は①を選ぶのではないだろうか。

しかし、現実には高校生のほとんどは②の方法で就職先を決めている。このデジタルの時代にである。短大や4年制大学の学生とは就活の仕方が全く異なるのだ。十分な情報を得られないままに就職先を決めていることがミスマッチや3年以内に4割が辞めるという早期離職率の高さの要因だとする指摘もある。

高校生向け求人情報には、「公開求人」と対象校を限定した「非公開求人」の2種類がある。公開求人は「高卒就職情報ウェブ提供サービス」というサイトで、毎年7月1日、全国一斉に公開される。近年、公開求人数は激増しており、今年も秋田県だけで4000人を超えており、県内求人倍率(7月末現在)は3・39倍と過去最高だ。

(ハローワークに提出された情報をまとめた高校生向け求人情報のウェブサイト)

高校生が使えぬ求人情報サイト


しかし、高校生はこの求人情報のウェブサイトに自由に使うことができない。厚生労働省によると、このサイトは高校教職員の職業仲介業務を支援する目的で作られたもので、教職員だけにIDとパスワードが付与されている。生徒のためのサイトではないのである。

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