時代を語る・武田英文(10)急転直下、県庁入り
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北海道大で専攻したのは林学の中の造林。木を植えて育てる分野です。できればこれを生かす仕事に就きたいと思っていました。故郷に帰ることも考慮すれば、秋田県庁が適しています。県庁には林務部が単独設置され、試験・研究機関として「林業試験場」「林業研修所」「林木育種場」もありましたから。
ところが、昭和45(1970)年の採用試験は不合格。卒業論文の実験と並行して受けたからでしょうか。いや、言い訳をしたって始まりません。気持ちを切り替え、東京に本社のある大手林業会社を受験、内定を頂きました。この会社は当時も今も、阿仁に広大な山林を所有。その現場事務所も訪れ、歓待してもらいました。
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