「野球愛」強いハピネッツ田口 ロッテ成田、西武赤上とオンライン対談

有料会員向け記事

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)秋田ノーザンハピネッツのガード田口成浩(32)=仙北市角館町出身=が、プロ野球ロッテの成田翔投手(24)=秋田市出身、西武の赤上優人投手(23)=仙北市西木町出身=とそれぞれオンラインで対談した。角館中で野球部に所属するなど野球好きの田口に対し、クラブが企画。シーズン中の同郷の後輩とのエール交換に刺激を受けた様子で、10月1日に開幕する今季へ決意を新たにした。

プレシーズンゲームでコートに立つ田口。成田、赤上からのエールを胸に開幕へ挑む=8月、秋田市のCNAアリーナ

「自分もプロ野球を夢見ていた」「2人は誇らしい存在」


 自身のツイッターへ頻繁に野球関連のメッセージを投稿するなど、強い野球愛を感じさせる田口。「野球が大好きなので、同じ秋田出身の選手は特に応援したくなる。自分もプロ野球選手を夢見ていた時があった。(成田、赤上は)誇らしい存在」とうれしそうに語る。

 2人との対談では、プロアスリート同士ということもあり、体の手入れの仕方や食事などが話題に上った。年齢を重ねるとともに意識が変わったという田口は、練習後にアイスバス(氷風呂)を活用。「入るのと入らないのとでは次の日の疲れの取れ具合が全然違う。食事にも留意するようになってからパフォーマンスが上がった」

 千葉Jから4季ぶりに復帰した昨季はリーグ3位となる3点シュート成功率45・1%をマーク。今季はこれまで以上に厳しいマークが予想されるが「タフな状況の中でも、どれだけ精度を上げていけるかだと思う」と意欲を示した。

 チームは昨季、終盤の熾烈(しれつ)な争いを乗り越え初めてチャンピオンシップに進出。念願の大舞台では準優勝した琉球に及ばなかったが、日本一を目指す秋田にとって大きな足跡を刻んだ。

 一層の飛躍を期す今季に向け「経験を生かすには、一人一人何が足りなかったのかを明確にし、日々の練習や試合に取り組むことが必要」と強調。心技体あらゆる面からアプローチし、チームを進化させていくことを誓った。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。

関連ニュース

秋田の最新ニュース