【東京ウオッチ】シャネルつくる手―レンズで捉えた創造の舞台裏 いまのTokyoをつかむイベント情報(17日~25日)

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写真家アンヌ・ドゥ・ヴァンディエールさんが写したシャネルの工房で作業する職人の手(提供写真、(C)Anne de Vandiere)
写真家アンヌ・ドゥ・ヴァンディエールさんが写したシャネルの工房で作業する職人の手(提供写真、(C)Anne de Vandiere)

 ◎今週の一推しイベント

 【17日(土)】

 ▽「a mains levees シャネルを紡ぐ手 アンヌ・ドゥ・ヴァンディエール展」(~10月2日、中央区・シャネル・ネクサス・ホール、会期中無休、入場無料、予約不要)

 フランス人写真家のアンヌ・ドゥ・ヴァンディエールさんによる展覧会。1980年代にジャーナリストとしてキャリアをスタートしたアンヌさんは、都市化や工業化、グローバリゼーションによって危機にひんした文化を記録し続けてきた。その過程で、少数民族による手づくりのクラフトなどに魅せられ、99年からは芸術や技術を作り出す人の“手”に焦点を当てた作品を生み出している。

 アンヌさんは今年、フランスに15ある工房で、刺しゅうや花細工、ツイードなどシャネルの衣装の細部を制作する職人の手を撮影し、手仕事による創造の舞台裏に迫った。

 「手は人類が使用する最も古いシンボルの一つ」と語る彼女。手にフォーカスすることで人間の内面をのぞき込むことに成功した貴重な写真展だ。



 ○そのほかのお薦めイベント

 【17日(土)】

 ▽「TOKYO LIGHTS 2022―プロジェクションマッピング国際大会」(~19日、新宿区・明治神宮外苑 聖徳記念絵画館など、事前予約制)

 プロジェクションマッピングと没入型レーザーイルミネーションが楽しめる光の祭典。注目は、圧倒的で上質な映像を世界各国が競う「プロジェクションマッピング国際大会」。歴史的建造物の聖徳記念絵画館に、19組によるプロジェクションマッピングと、スペシャルゲストの作家2組による作品を投影する。

 ほかに「光の祭典エリア」では、光や音楽を用いた陸海空の三つの旅が演出され、没入型のエンターテインメント空間が楽しめる。

 オフィシャルアンバサダーを務める歌舞伎俳優の尾上松也さんは「皆さんがアッと驚くような光の体験が待っています。ぜひ会場に足を運んでみてください!」とコメント。尾上さんは19日に行われる国際大会授賞式にも出席する。

 ▽「VOGUE ALIVE(ヴォーグ・アライブ)」(渋谷区・表参道ヒルズ、入場無料)

 世界で最も影響力のあるファッション誌「VOGUE」の日本版「VOGUE JAPAN」が、大々的にリニューアルする10月号(9月1日発売)に合わせて開催する1日だけの特別イベント。

 モデルの冨永愛さんによる対談や、バーチャルファッションについての学びのトークセッション、世界的に注目を集めるネイリストやアーティストの作品展、ポップアップショップの出店などさまざまな企画が催される。

 拡張現実(AR)のコンテンツも楽しみながらながら、新しい「VOGUE JAPAN」の世界を体感することができる。

 【21日(水)】

 ▽「創業200周年記念 フィンレイソン展 ―フィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイル―」(~10月3日、新宿区・京王百貨店新宿店)

 1820年にフィンランドの小さな紡績工場で生まれた、同国最古のテキスタイルブランド「フィンレイソン」の展覧会。北欧の自然や植物、文化から着想を得た、個性あふれるカラフルなデザイン原画やテキスタイルなど約260点が紹介される。

 歴史的に貴重な資料が初公開されるほか、フィンランドの著名なデザイナーたちによるリンゴや花柄をモチーフにした、遊び心あふれる作品を鑑賞できる。森の中で過ごすムーミンと仲間たちを描いた、かわいらしいデザインにも出合える。

 会場ではオリジナルグッズも販売され、フィンランドの家庭で愛されてきたブランドとデザインの200年の歴史をひもとくことができる。

 【24日(土)】

 ▽「野村道子プロデュース 芳しき女たち」(15時、港区・草月ホール、事前予約制)

 昭和から令和まで時代の最前線を走り続ける4人女性―講談師の一龍斎春水さん、落語家の柳亭こみちさん、歌手で元法政大教授の田嶋陽子さん、ファッションデザイナーの小室しづかさんがそれぞれの芸や歌、トークをステージで披露する。

 また、声優の野村道子さんが司会を務め、男社会の中でどう生きるのか、鬱々とした今の時代の閉塞感をどのように吹き飛ばすのかを語り合う。パワフルな女性たちが観客たちとエールを送り合い、元気を与え合うエンタメイベントショー。

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