時代を語る・武田英文(15)二ツ森、スキーで滑走

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早春の二ツ森をスキーで滑走=昭和58年3月
早春の二ツ森をスキーで滑走=昭和58年3月

 県や市町村の職員は大きく事務系と技術系に分かれます。かつて事務系は「事務吏員」、技術系は「技術吏員」と呼んでいたのを覚えている方もいるのではないでしょうか。いかにも古めかしい言い方の「吏員」とは地方公務員のことを指します。

 私は林学が専門の「技術吏員」として採用されました。県庁に入り最初の10年間は、林木育種場、林業試験場、林業センターと技術職としてこれ以上望めない部署に配属してもらいました。ところが昭和56(1981)年春、山本農林事務所(現山本地域振興局農林部)に転勤してから、様相は一変します。農林関係の出先機関として事務系の仕事もこなさなければならなくなったからです。

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