時代を語る・武田英文(17)有名人と冷や汗交渉
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作家で環境保護活動家のC・W・ニコルさんにはシンポジウムの趣旨を説明、難なく出演を快諾してもらいました。ところが、ほっとしたのもつかの間、マネジャーと称する人から電話連絡があり、さんざん怒られました。「ギャラ(出演料)が安過ぎる。第一、なぜマネジャーの私を通さない。本人との直接交渉はおかしい」
怒りはなかなか収まりません。ニコルさんは当時、長野県に住んでおり、マネジャーが「秋田までゆったり座れる国鉄(現JR)のグリーン車指定席でないと行かせない」と言い出したのです。新潟まではその席が取れましたが、新潟―秋田間がどうにもなりません。
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