時代を語る・武田英文(19)雪への意識、国際比較
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学生時代から興味を抱いている国がありました。北欧のフィンランドです。国土は日本より少し小さいぐらい。何より日本と同じ寒冷地にある森林大国です。森林率(国土に占める森林の割合)は70%超のフィンランドが世界一、統計によって60%台後半の日本とスウェーデンが2位か3位になっています。林業も当然、盛んです。
一気に関心が高まったのは、昭和60(1985)年2月、県職員として県フィンランド協会の北欧研修視察に参加してからです。知識でしかなかったフィンランドが目の前にあり、肌で感じることができたのです。寒さや雪を嫌がるのではなく、前向きというか、むしろ楽しむ雰囲気さえありました。保育園児は氷点下15度を下回らない限り、外で遊ばせていると聞いてびっくりしました。
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