「ちょうかい」と鳥海山の共演、あなたは見ることができる? 乗り鉄日和・由利鉄2022年秋

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この秋、由利高原鉄道(由利鉄)に、久々となる新たなラッピング列車が投入された。その名は「ノスタルジックトレインちょうかい」。色合いは地味だが、鳥海山の雄大な姿を前面に押し出したデザインは、「鳥海山ろく線」と名付けられた由利鉄の路線にはぴったりだろう。となると、月並みではあるが、装いを新たにした車両と鳥海山を絡めた写真が撮りたくなるものだ。ちょうど由利鉄に秋を告げる風物詩・かかし列車も始まった。9月17日、1年ぶりの由利鉄の旅に出た。

「ノスタルジックトレインちょうかい」の側面に描かれた鳥海山の姿=9月17日午後2時45分ごろ、羽後本荘駅


「エボルタ電池鉄道ラッピング」から「ノスタルジックトレインちょうかい」に衣替えした車両は、薄明かりの中に浮かぶ鳥海山のきれいなグラデーションを表現しているという。そう聞いて筆者が当初考えたのは、鳥海山と、鳥海山のイラストの入った車両を重ねて撮影すれば面白そうだ―ということだった。しかし、それは難しかった。

というのも、鳥海山の大きなイラストが描かれているのは車両の片面、矢島駅から羽後本荘駅に向かう際(上り)の進行方向左側だけなのだ。由利鉄が所有する車両は全て左後方にトイレがあり、そこには窓がない。大きなイラストを描けるのは、この部分に限られる。由利鉄の車両と鳥海山の姿を合わせて撮影しようとすると、筆者の知る限り、車両の進行方向右側か正面しか写すことができない。

由利鉄によると、「ちょうかい」が運行するのは、10月までは平日1往復(矢島午前10時43分発、羽後本荘11時55分発)、土日2往復(上記に加え矢島午後1時50分発、羽後本荘2時45分発も運行)だという。都合により運行時間が変更されることもあるので、事前に由利鉄に問い合わせた方が良いだろう。撮影チャンスは限られる。そして何より、鳥海山がタイミングよく顔を出してくれる保証はない。


筆者が撮影に臨んだのは、前郷駅付近の有名なスポット2カ所。9月13日のデビュー後、初の週末だというのに、どちらにも「撮り鉄」は他にいなかった。

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