津野商店(由利本荘市中町) 乾物の魅力広めたい

連載:街角あの店
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 アジやウルメイワシの煮干し、日高昆布やかつお節、ヒジキやシイタケ―。

 新潟県出身の初代が妻の出身地の秋田県由利本荘市で1950年に創業した「津野商店」では、さまざまな乾物を取り扱っている。現在は3代目の津野学さん(57)が妻優子さん(61)、次女朋恵さん(32)と店を営む。

煮干し、昆布などさまざまな乾物が並ぶ店内に立つ(左から)学さん、朋恵さん、優子さん

 大型スーパーがない当時、店では食料品全般や雑貨を販売し、地域の消費を支えていた。今もその名残で、調味料や菓子、雑貨も並ぶ。2代目から乾物を本格的に売り出し、15年ほど前に学さんが引き継いだ。2010年には隣店の火事が燃え移り、店舗兼住宅を全焼したが、「店を必要としてくれるお客さんの気持ちに応えたい」(学さん)と約8カ月後には今の場所で商売を再開した。

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