50キロ5時間58分36秒 声援と握手が後押し、思わずガッツポーズ

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 秋田県仙北市と北秋田市で25日に開かれた「北緯40度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン」。節目の第30回大会に、今春鷹巣支局に赴任した記者が初めて参加した。50キロの部を走り、声援を送る地域住民や運営スタッフの温かさを肌で感じた。

沿道からの応援に手を振る石塚記者=北秋田市阿仁前田


 午前10時半、緊張した空気が漂う中、北秋田市の比立内駅付近をスタートした。100キロの半分とはいえ、ハーフマラソンの経験しかない身には未知の領域。不安を抱きつつも、「心から楽しんで走ろう」と足を踏み出した。

 阿仁前田の「四季美館」で買った森吉山Tシャツを着て、頭には脇神の「伊勢堂岱温泉縄文の湯」で湯治した際に使ったタオルを巻いた。北秋田市にちなんだ衣装に力をもらい、下り坂が続く阿仁合までは、比較的楽に走れた。

 その後は、沿道から応援する住民の存在に励まされた。スタートから約23キロの阿仁前田の交差点周辺では、3年ぶりの大会を待ちわびた100人以上の地元住民が、ランナーに声援を送ってくれた。

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