湯沢高校・校舎改築事業、愛宕会が県に要望書

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伊藤教育次長に要望書を提出する前田会長(右)
伊藤教育次長に要望書を提出する前田会長(右)

 湯沢高校(秋田県湯沢市)の同窓会組織「愛宕会」は28日、県が進めている校舎改築事業に対する要望書を県教育庁に提出した。既に示された基本設計を受け、生徒がより快適に過ごせる環境に向けて再考を求めている。

 湯沢高校は1975年の現校舎建築から半世紀近く経過しており、県は老朽化した校舎棟や周辺施設の改築を計画している。昨年の6月県議会で設計費を盛り込んだ補正予算案が可決され、来年度までの3カ年で基本・実施設計を行っている。

 要望書では、教室を基本的に南向きにしたり、校門エントランスを基本設計よりも広げたりするほか、音楽系部活動の騒音対策などを要請。冬期間の降雪状況などを加味し、計画されている駐車場位置の再検討も提案している。

 愛宕会の前田貞一会長(75)は「住民と対話を重ねながら、より良い計画にしてほしい」と話した。

 県教育庁は昨年度、基本設計の参考とするための意見交換会を3回実施し、教員や生徒、PTA、同窓会の代表らと協議。今年4月までに基本設計を終えた。

 愛宕会はこれを踏まえ、7月に県教育庁や設計業者と会員向けの説明会や現地視察を行い、要望書をまとめた。前田会長が県教育庁を訪れ、伊藤真人教育次長に手渡した。

 県教育庁総務課施設整備室は「敷地の地理的条件や財政的な課題もあり全てを取り入れることは難しいが、生徒の安心安全を第一に考えながら工夫できる点を再度検討したい」と話した。

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