淑徳大教授・結城康博さん「秋田の医療・福祉による経済政策」 さきがけ政経懇話会
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秋田さきがけ県北政経懇話会の9月例会が28日、秋田県大館市のプラザ杉の子で開かれ、淑徳大総合福祉学部教授の結城康博さん(53)が「秋田の医療・福祉による経済政策」の演題で講演した。医療や福祉を「負担」と捉えるのではなく、地域経済活性化につながる「産業」とする発想の転換が必要だと強調。介護人材を公務員として登用するべきだとする持論を展開した。27日に横手市の松與会館で行われた秋田さきがけ県南政経懇話会でも講演した。
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結城さんは県人口の減少率や年齢別構成などを示し、「数字だけを見ると、秋田県は『明るくない』」と指摘。少子化に加え、首都圏などに進学した若者が戻って来ないことに着目し、「30歳までに半数が秋田県に帰ってくるようなUターン政策を打ち出すことが重要」と訴えた。
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