バスICカード、便利さの陰で… シニアアキカに見るデジタル化と市民サービス

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秋田市の65歳以上の高齢者が路線バスなどに100円で乗れるICカード「シニアアキカ」のサービスが、10月1日から始まる。年度末までは従来の「コインバス資格証明書」を提示し現金100円を支払う方法でも乗れるが、来年度以降はシニアアキカに一本化される。市は財政負担が伴うコインバス事業の利用実態を透明化するため、ICカードへの一本化が不可欠として理解を求めるが、「ワンコイン乗車」に慣れ親しんだ人からは残念がる声も上がっている。(竹内カンナ)

アキカは文字が緑色だが、シニアアキカは山吹色


シニアアキカは、3月末に始まった市と秋田中央交通による地域連携ICカード「AkiCA(アキカ)」のシニア版。中央交通の営業所や一部の駅やコンビニでチャージして、バス料金の支払いのほか、コンビニなどで電子マネーとして利用できる。

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