ホンダに駅伝優勝旗を贈呈 実業団、昨年紛失で作製
全日本実業団対抗駅伝を昨年制した富士通が優勝旗を紛失した問題で、新たに作製された旗が30日、今年初制覇したホンダに約9カ月遅れて贈呈された。埼玉県狭山市の同社工場で受け取った設楽悠太主将は「改めて優勝した実感が湧いた」と感慨深げだった。
富士通は所在が不明となっていることを昨年12月に発表し、約100万円の制作費を全額負担した。ホンダでは埼玉県内の3工場でそれぞれ一定期間展示するという。手元に置けるのは約3カ月間と短いが、小川智監督は「長く置いておくためにも設楽主将を中心に一丸となり、感謝の気持ちを持って戦いたい」と連覇を見据えた。
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