カブト幼虫のふんで野菜栽培 横手の企業「ヘラクレスベジタブル」商品化へ

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ピルツが飼育するヘラクレスオオカブトと幼虫を手にする畠山社長

 シイタケ栽培で生じる「廃菌床」を使って昆虫を育て、販売する「Pilz(ピルツ)」(秋田県横手市十文字町、畠山啄磨社長)は、カブトムシなど昆虫の幼虫がしたふんを肥料として活用する新たなビジネスに取り組む。資源を効率的に利用する循環型社会の実現を目指し、この肥料を使って育てた野菜を独自ブランド「ヘラクレスベジタブル」として商品化する準備を進めている。

カブトムシなど昆虫の幼虫がしたふんと堆肥を混ぜた肥料

 2019年に設立した同社は菌床シイタケの栽培事業のほか、昆虫飼育用ハウスで「カブトムシの王様」といわれるヘラクレスオオカブトなど約50種1万匹を飼育。シイタケ栽培を終えた菌床を粉砕し、幼虫の餌やすみかとなるマット(土)として再利用している。

 育てた昆虫はインターネットで販売したり、昆虫展などイベントに出品したりしている。マットも全国の昆虫ブリーダー向けに販売している。

 今回、新たに始める昆虫の幼虫がしたふんを肥料にした野菜栽培は、キャリア教育事業に取り組む一般社団法人「セイルオン・ジャパン」(同市平鹿町、奥真由美代表理事)と共同で行う。

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