北朝鮮ミサイル、佐竹知事「やめてほしい」 県が一時、危機管理連絡部
秋田県は4日、北朝鮮のミサイル発射を受け、危機管理連絡部を設置し、情報収集に当たった。被害は確認されていない。
県総合防災課によると、午前7時25分ごろ、総務省消防庁から「ミサイルが発射された」との通知を受け取り、職員が県内の市町村や各消防本部に状況を確認した。被害の情報がなかったことから、午後5時に連絡部を廃止した。
佐竹敬久知事はミサイル発射について「日本近海に落下すると船があるため被害が出る可能性がある。やめてほしい」と強調。「あの国は今の体制でなくなるか、具体的な対抗手段がない限り(発射を)続けるだろう」と述べた。
県民に向け「ミサイルはどこに落ちるか分からない。緊急性があると判断される場合は物陰や建物の中に避難してほしい」と呼びかけた。
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