パナ、欧州に暖房機新工場検討 ガス使わないヒートポンプ式

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取材に応じるパナソニックの道浦正治副社長執行役員=3日、パリ(共同)
取材に応じるパナソニックの道浦正治副社長執行役員=3日、パリ(共同)

 【パリ共同】パナソニックの道浦正治副社長執行役員は3日、パリで共同通信の取材に応じ、ヒートポンプ式暖房機の生産拠点を欧州連合(EU)域内で新設することを検討中だと明かした。欧州ではロシアのウクライナ侵攻で天然ガス価格が急騰し、ガスを使わない暖房機の需要が急増している。積極投資で成長市場を取り込む狙いだ。

 新工場の候補地選定はこれからだが、チェコにある既存工場を増設するのも選択肢という。EU域内であれば輸送コストを減らせるのが利点となる。EUには研究開発センターも新設する方向。

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