土崎空襲題材の紙芝居、モデルの女性も耳傾ける 男鹿で披露
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終戦前夜の土崎空襲を題材にした紙芝居「しずちゃんが見た戦争」の読み聞かせが2日、男鹿市の男鹿市民ふれあいプラザ「ハートピア」で開かれた。作品の主人公「しずちゃん」のモデルとなった高橋静さん(90)=男鹿市船川港=も参加して耳を傾け、平和への思いを新たにしていた。
作品は高橋さんが高等女学校1年生(現在の中学1年生)の時に体験した出来事を基に、元小学校教諭の渡部恵子さん(64)=男鹿市船越=が制作した。
読み手を務めた渡部さんは、しずちゃんが大きな爆撃音で目を覚まし、必死で遠くの神社まで逃げてやぶに身を隠して朝を待つ様子を情感豊かに朗読。最前列で参加した高橋さんはハンカチで目元を抑えながら最後まで耳を傾けた。
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