鉱山機械部品を増産へ、新東北メタル 設備更新、新規雇用も

会員向け記事
※写真クリックで拡大表示します
ショットブラスト加工用の現行装置。より大型なタイプに更新し生産量を増強する
ショットブラスト加工用の現行装置。より大型なタイプに更新し生産量を増強する

 建機大手・日立建機(東京)グループの「新東北メタル」(秋田県北秋田市綴子、来栖直敏社長)は、鉱山機械と呼ばれる大型の油圧ショベルやダンプトラックの駆動に関わる部品を増産するため、一部設備を更新し生産体制を強化する。来夏までに最大10人を新規雇用する計画。

 新東北メタルは、溶かした鉄を型に流し込んで金属部品を造る鋳鋼(ちゅうこう)品メーカー。2020年には約13億円を投じて工場を3棟新設し、製造する部品の品目を増やした。21年度の売上高は16億円。部品を組み込んだ機械は主に南米やオーストラリアなどの鉱山で使われている。世界的に銅や石炭などの需要が拡大しており、機械部品の増産が急務と判断した。

 更新するのは、鋳物の表面を処理する「ショットブラスト加工」を行う装置。金属製の箱型で、砂で作った型から取り出した鋳物を内部に収め、直径2ミリほどの鉄製の球を大量に打ち込んで鋳物の表面に付着した砂を除去する。既存の装置は稼働から50年以上が経過し、処理能力の低下や維持費のかかり増しが課題となっていた。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。

秋田の最新ニュース