被災地の楽器修理を支援、ライブ活動10年目 各地で費用募る

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フィナーレには震災の復興ソング「花は咲く」を演奏した
フィナーレには震災の復興ソング「花は咲く」を演奏した

 地震や浸水など自然災害で壊れた楽器の修理費用を支援しようと、秋田市を拠点に活動する20~30代の若手エレクトーン奏者らでつくる団体「うにとろ」が、チャリティーライブを続けている。収益は音楽関連団体などが設立した基金に寄付。支援活動は今年で10年を迎えた。

 活動は、会長の雄鹿賢哉さん(32)=由利本荘市出身、都内住=が、東日本大震災被災地に住むエレクトーン奏者の友人を通じて、津波をかぶったり、揺れで破損したりしてほとんど使えなくなった楽器の多さを知ったことがきっかけ。「何とか楽器を残せるような取り組みはできないか」と、2012年に団体を結成した。

 チャリティーライブは同年以降、秋田市のほか、東京や茨城など県外でも開催。新型コロナ禍で20、21年はほとんど中止せざるを得なかったが、今月2日、3年ぶりに同市中通のにぎわい交流館で開いた。ジャズの名曲「SING・SING・SING」「花は咲く」など10曲を披露。秋田大学と国際教養大学の音楽サークルなどもサックスやフルートで加わり、ジャズシンガーを交えた伸びやかな歌声や、2台のエレクトーンによるビッグバンド風の演奏が久々に響き渡った。

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