医療的ケア児支援法、施行1年 県内拠点が4月に開設、地域の体制整備に課題

連載:ニュースの「つぼ」
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 日常的にたん吸引や人工呼吸器の管理などが必要な「医療的ケア児」と家族を支援する法律が昨年9月に施行されてから、1年がたった。本県では今年4月、拠点として県立医療療育センター(秋田市南ケ丘)内に県医療的ケア児支援センター「コラソン」が開設された。支援法は医療的ケア児と家族を社会全体で支えるとしているが、地域での受け入れ体制整備などで課題は多い。

 医療技術の進歩で重い病気があっても救命できるようになったため、ケア児は全国的に増加傾向にある。在宅のケア児は全国で約2万人と推計される。県によると、県内は昨年5月時点で122人(入所含む)で2018年の93人より増えた。

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