「子ども食堂」広がる支え合いの輪 地域と関わる大切な場に

連載:暮らし・話題
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 子どもたちに無償、または低価格で食事を提供する「子ども食堂」。秋田県内でも取り組みが広がっており、食事提供だけではなく親子が地域と関わる大切な場になっている。今月9日、大館市の団体「子ども親支援スマイル・ミント」が桂城公園で開いた子ども食堂をのぞいた。

きりたんぽ作りに挑戦する親子ら


 この日のメニューは豚汁ときりたんぽ。親子ら約90人が参加し、きりたんぽ作りに挑戦した。子どもたちはご飯を串に付けて両手で握ったりテーブルの上で転がしたりと、試行錯誤しながら形を整える。「失敗しても大丈夫だよ。もう一回やってみよう」。スタッフは声をかけて作業を見守った。

 鹿角市から訪れた村田佳穂ちゃん(5)は「初めてで難しかったけれど、もみもみするのが楽しかった」。父親の雄輝さん(34)は「子どもがいろんなことを体験できる機会はありがたい」と話す。

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