台湾からの企画にどうぞ！　旅行会社に白神山地、米代川ＰＲ

　新型コロナウイルス禍で落ち込んだインバウンド（訪日客）の回復を見据え、秋田県の能代山本４市町でつくる地域連携ＤＭＯ（観光地域づくり法人）「あきた白神ツーリズム」が、台湾の旅行会社３社計５人を招き、視察ツアーを行った。来年に世界自然遺産登録３０周年を迎える白神山地や、カヌーが体験できる米代川などを巡った。

　白神ツーリズムは、台湾をインバウンドの第１ターゲットとして認知度向上や誘客促進に取り組んでいる。台湾では登山やトレッキングの人気が高まっていることから、今回の視察ツアーの対象にはアウトドアに特化した旅行会社を選定。能代山本地域を中心とした新たな北東北周遊ルートを確立しようと、岩手県八幡平市、青森県八戸市、十和田市のＤＭＯと連携した。