教養大留学がきっかけ クマの被害防止を研究するNZ出身院生
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ニュージーランド出身で、東京農業大大学院1年のエリスカ・ブラタナさん(27)が、クマによる人身被害を減らそうと研究を進めている。国際教養大での留学経験がクマに関心を持つきっかけになった。ブラタナさんは「自分の研究が、お世話になった秋田のために生かせるようにしたい」と語る。
ニュージーランド北部のホキアンガ生まれで、首都ウェリントンにあるビクトリア大学在学中の2016年4~8月、教養大に留学。この年はクマによる被害が相次ぎ、鹿角市十和田の山中ではタケノコ採りの男女4人が命を落とす事態となった。教養大がある秋田市雄和地区でも出没の情報が多く、クマに興味を持つようになった。
ブラタナさんは、ツキノワグマとの遭遇経験がある人を対象に、インターネット上でのアンケート記入に協力を呼びかけている。目撃情報はTEL080・4043・5191、メール(12322009@nodai.ac.jp)でも受け付けている。
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