秋田県内行楽地、徐々に戻る活気 旅行支援効果、円安も追い風
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政府の観光需要喚起策「全国旅行支援」のスタートに加え、秋の紅葉シーズンも重なり、県内の観光地は多くの観光客でにぎわっている。新型コロナウイルスの水際対策の大幅緩和や、円安も追い風となり、外国人観光客の姿もちらほら。県内にも徐々に活気が戻りつつある。
旅行支援が始まってから3回目の週末となった10月30日、木々が色づく秋田県仙北市角館町の武家屋敷通りは、県内外からの家族連れや団体客で混み合っていた。
写真が趣味で紅葉を目当てに東京都北区から訪れた横井義隆さん(45)は半年ほど前に予約した旅行が支援対象となった。木々と黒塀が織りなす景色を楽しみ「雰囲気がとても良かった」とにっこり。通りで地酒や民芸品を販売する「樹の下や よしなり」の店主桜田賢太郎さん(49)は「これまでは観光客も県内や近県の人にとどまり、売り上げもいまひとつだったが、今の人出はコロナ禍前に近いところまで戻ってきているように感じる」と手応えを口にする。
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