県内、交通死亡事故多発 9月以降8人死亡、薄暮時は特に注意を!

有料会員向け記事
※写真クリックで拡大表示します
死亡事故が続発している県内。県警は薄暮時間帯の事故にも注意を呼びかけている=1日午後4時35分ごろ、秋田市山王
死亡事故が続発している県内。県警は薄暮時間帯の事故にも注意を呼びかけている=1日午後4時35分ごろ、秋田市山王

 秋田県内で今秋、交通死亡事故が多発している。9月以降、大仙市、鹿角市、秋田市などで相次ぎ、計8人が亡くなった。今年の死者は計26人となり、昨年1年間の28人に迫る勢いだ。観光地を中心に人流が増えているほか、日没が早まる季節を迎えて薄暮時間帯(日没時刻の前後1時間)の事故も懸念されるため、県警は警戒を強めている。

 県警によると、県内では6日までに人身交通事故が948件発生。1113人がけがを負い、26人が亡くなった。事故は年々減少しており、今年も発生件数、負傷者数はいずれも昨年同期より少なく推移している。

 死者数も、昨年は現在の統計方式になった1966年以降、初めて30人を下回った。今年も8月までは前年同期を下回るペースだったが、9月以降は状況が一変した。県の第11次交通安全計画(2021~25年度)は年間死者数の目標を「27人以下」としているが、この達成も厳しくなっている。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。

関連ニュース

秋田の最新ニュース