【東京ウオッチ】ミラーバルーンに乱反射する東京の夜景―渋谷スクランブルスクエア展望台 いまのTokyoをつかむイベント情報(12日~20日)

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東京の風景を一望できる渋谷スクランブルスクエアの展望施設「渋谷スカイ」で開催される、冬季限定のイベント「スパークリング ビュー」(提供写真)
東京の風景を一望できる渋谷スクランブルスクエアの展望施設「渋谷スカイ」で開催される、冬季限定のイベント「スパークリング ビュー」(提供写真)

 ◎今週の一推しイベント

 【17日(木)】

 ▽「スパークリング ビュー」(~12月25日、渋谷区・渋谷スクランブルスクエア)

 東京タワーや東京スカイツリー、渋谷や新宿の高層ビル群を一望できる渋谷スクランブルスクエアの展望施設「渋谷スカイ」で開催される冬季限定のイベント。屋内展望回廊「スカイ ギャラリー」や屋上展望空間「スカイ ステージ」で、幻想的な空間を演出する。

 「スカイ ギャラリー」には、ミラーバルーンが大量に出現。360度の眺望を乱反射し、昼、夜と時間帯によって刻々と変化する街の姿を映す。屋外の「スカイ ゲート」には、期間中の19時以降に“きらめく光のツリー”が登場。クリスマスツリーに見立てた光の柱を点灯させる。30分おきに、光と音響による演出も行われ、解放的な展望と特別な景色を楽しむことができる。



○そのほかのお薦めイベント

【12日(土)】

 ▽「おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」(~2023年1月15日、新宿区・SOMPO美術館)

 薬草学や植物学の科学的研究のため、植物や果物を写真のように細密に描いたボタニカル・アート「植物画」の展覧会。今回は食用となる植物の作品に焦点を絞り、英国キュー王立植物園の協力で開催されている。

 珍しい植物を追い求めた17世紀の大航海時代に発展し、18世紀以降には博物画家ウィリアム・フッカーらによる芸術性の高い作品が登場するようになった。

 会場では、野菜や果物のほか、お茶やコーヒー、ハーブなど英国の食生活を大きく変えた食物の植物画を食材のエピソードと共に紹介。また、当時使われた陶磁器や銀食器を展示しているほか、ビクトリア朝時代の英国人家庭のテーブルコーディネートを再現。スコーンなど英国伝統菓子の現代風レシピも紹介する。

 上席学芸員の小林晶子さんは「果物などの植物画から“おいしさ”を感じ、18~19世紀製作のウエッジウッドやミントンのカップなどを見ながらアフタヌーンティーを連想して、アート鑑賞を超えたコロナ禍の息抜きの時間を過ごしてほしい」と語った。

 ▽「シャネル『ホリデー スペシャル イベント』」(~20日、渋谷区・旧jing、事前予約制)

 「シャネル」のアイコンであるフレグランス「シャネルN°5」と「月」に着想を得た2022年のホリデーコレクションの展開に合わせて開催されるイベント。テーマは“月面探査の旅”だ。

 会場のレセプションで「パスポート」を受け取り、エントランスを抜けると、シャネルN°5の香りに包まれた宇宙ステーションが登場。コントロールテーブルでは、ホリデーコレクションのメークやフレグランスを好きなだけ試すことができる。

 また、月面探査機に乗って、スクリーンに映し出されるフランスの人気俳優でモデルのマリオン・コティヤールさん主演のフィルムも鑑賞できる。来場者にはギフトも贈られるなど、シャネルの世界観を存分に味わえそうだ。

 【19日(土)】

 ▽「Hello Bauhaus」(~12月5日、渋谷区・PARCO MUSEUM TOKYO)

 英国人アーティストのジェームス・ジャービスさんの22年ぶりとなる個展。ジャービスさんは、漫画的スタイルのイラストレーションとオリジナルのキャラクターフィギュアを組み合わせるという表現を開拓してきた。

 哲学的思考、多様な言語、歴史、社会的な問題から、カルチャー、アート、建築などを背景として簡素に描かれたキャラクターたちは、コミカルに、また風刺的に私たちの姿を映し出している。

 キュレーションを担当した現代アートギャラリー「NANZUKA」は「1919年にドイツで設立されアートや建築に大きな影響を与えた学校『バウハウス』の名を冠して、日本の『KAWAII(カワイイ)』文化を総合芸術として扱うジャービスさんの試みが込められた展覧会。世界的公用語のKAWAIIへのオマージュを体現した数々の作品が発表されている」とコメントした。

 ▽日本学術会議 公開シンポジウム「人類学者と語る人間の『ちがい』と差別」(14時、事前予約制、オンライン開催)

 日本社会の多様化が進む中で、外見や出自、性別などによる差別がさまざまな問題を引き起こしている。シンポジウムでは、人間の「違い」の実体とは何か、偏見や差別を乗り越えるための武器となる知識や意識について考える。

 第1部では、総合地球環境学研究所所長の山極寿一さんの基調講演や、人類学者たちからの多様性を巡る話題提供が行われる。第2部では、参加を希望した都立高校の生徒たちが、人類学者たちと共に「違いや差別」について討議する。

 登壇する京都大教授の竹沢泰子さんは「『違う』という感情が差別や偏見につながる様子に私たちは日々、遭遇している。日常の差別や偏見が起こす問題を10代の若者たちと率直に意見交換したい」と語った。

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