IPC、ロシアを資格停止処分 ウクライナ侵攻で、ベラルーシも

 【ジュネーブ共同】国際パラリンピック委員会(IPC)は16日、ベルリンで臨時総会を開き、ウクライナに侵攻したロシアと支援したベラルーシの会員資格を無期限で停止する処分を決めた。2023年後半に行われる総会で制裁解除の可能性は残るが、24年パリ・パラリンピックへ影響する可能性も出てきた。

 IPCの加盟義務を順守できないことが処分の理由。3月の北京冬季大会では、一度はロシアとベラルーシの選手団に対して国名などを使わない「中立」の立場で個人資格による出場を認める決定をしたが、多くの出場国が両国との対戦拒否やボイコットの意向を示したことを受けて一転撤回した。

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