海水温の変化、ハタハタ漁の豊凶左右か 将来の資源枯渇憂う声も
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ハタハタの豊凶を左右する最も大きな要因は、海水温の変化にあるのではないか。県水産振興センター(男鹿市)は最近、こうした見方を強めている。
昨季、県内で水揚げされたハタハタは沖合、沿岸合わせて304トン。資源回復のため3年間取り組んだ禁漁が明けた1995年以降で3番目に少なかった。2019年は775トン、20年も443トンで、16年以降は千トンを割り込む。
センターはこれまで不漁の要因として、二つの仮説を重視してきた。15年おきに資源量が増加と減少を繰り返す「30年周期の変動」と、海水温の変化だ。
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